第12週 8月2日の音ゼミ

釧路でさえ27℃にもなった今週の全半にくらべて、
今日は曇天で幾分過ごしやすい気温でした。
なんだかジメジメしてますけどね。

今日の音ゼミは、前期の最終回です。
後期のゼミ開始は10月11日です。
釧短関係者はご存じでしょうが、本学は11月の中旬に大学祭を
開催しており、音ゼミ最初の舞台発表はここで行います。

つまり、夏休みが明けて後期が始まったら、
大学祭までは約1ヶ月半・・・。
これに作業も歌も演技も全て、間に合わせなければならない、
ということです。

【脚本担当】
前回、初読み合わせをして出てきた意見や改善点を見直し、
原稿に訂正や加筆を施して再度台本を配付。


これは各ページを、人数分にあたる12枚ずつコピーしたので、
ページを揃えて台本を12部作っているところ。
長机に並べてまとめれば効率的なのに、
これまでひたすら、一人で打ち込み作業をしてきた脚本担当としては、
みんなが作業しているところに加わりたいんだそうで、
舞台美術班が広げた段ボールの上で、
こんな非効率的な作業をしています。

台本を綴じて配付したあとは、それぞれの作業の手を休めて集まり、
また読み合わせをしました。



【衣装班】
今日は型紙の作り方を調べるところから開始。
調べているうちに、スケッチした衣装に基づき、
どのようなパーツに分けて作るべきか決めることが
大切なことに気付きました。
そこでまた、今度はパーツ分けした衣装のお絵描きです。


型紙は新聞紙で作ることにしました。


また、まだ採寸していないメンバーの寸法も測りました。


【音楽班】
今日もまたひたすら個人個人の作曲活動と、
パソコンへの楽譜入力作業です。
従っていつもと同じような写真になります。


今や音楽班メンバーの5人とも、自力で新規に楽譜を入力していける
力が付いたので、横で見ていて口を出す必要がなくなってきました。
終わってから楽譜ファイルの数を数えたら、なんともう29曲にも及んでいます。
どんな曲がどんな歌になるのか、楽しみにしていて下さい。

【舞台美術班】
今日は二班に分かれ、一方は家電屋さんに段ボールをもらいに行き、
もう一方は作業です。

先週買ってきた角材（胴縁）を、背景パネルの裏の寸法に合わせて
Ｘ字に組む作業を進めているところ。

電動ドリルでネジ打ちしてますが、大道具班として
この“いでたち”はどうなんですかね？
「今度から木曜はジャージで来ようかな・・・」と、
悟ったようです。

角材をパネルの裏でクロスさせるため、ノコギリやノミが
必要になってきます。
電動工具を使う手もありますが、まずここは基礎から入ります。
手動ノコの使い方、ノミのたたき方を教わり、
慣れない手つきでやっております。



一方の段ポール回収班は、メンバーの軽乗用で出かけ、
車体より大きいような家電用の段ボールをもらって
たくさん詰め込んで帰ってきた時に、
ルームミラーが根っこからポッキリと逝ってしまいました。

しばらく「あ～でもない、こ～でもない」とドライバーやペンチで
押したりひねったりしましたが、結局素人修理は無理だと気付きました。
皆さん、車より大きい段ボールは、くれぐれも積み込まないよう
ご注意下さい。

さて、段ボールをよく見ると、写真の様な2種類がある事に気付きます。

業界用語で、上のタイプをWフルート、下のタイプをAフルートと呼ぶそうですが、
Wフルートの方が当然ながら強度があり、従って絵を描くパネル面
としても使い勝手が良いわけです。


これに対し、Aフルートは筋に沿って曲げやすいので、
筒状に丸めて補強用としたり、小道具の木の幹を作るのに
適しています。
そんなことも勉強しています。
名は「音楽ゼミ」ですけどね。


これはパネルとして使うWフルートの裏に、
丸めたAフルートを貼り付けて補強し、
木工ボンドで接着したところ。
ボンドがまだ乾かないので、体重かけて圧着しています。


そんなこんなで無事前期が終了。
後期再開後の2回目までには、今日配付された台本を
覚えてしまおう、という課題を確認しあって解散しました。

お盆明けからは保育所実習と施設実習が始まります。
音ゼミ・メンバーの皆さん、だけじゃなく釧短幼教２年生のみなさん、
しっかり準備して頑張ってきて下さい。










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タグ：台本 作曲 採寸 型紙 ルームミラー ノコギリ ノミ 段ボール Wフルート