「おばけのピッタンものがたり」最終公演の映像公開しました

2013年3月2日に行った
釧路短大・音楽ゼミによるこどものためのオペレッタ
「おばけのピッタンものがたり」
最終公演のノーカット映像を公開しました。

1時間を越えるので重いかもしれませんが、
ゼミ生たちの熱演を、よろしかったらご覧下さい。






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文化会館公演 満員御礼！

2013年3月2日

釧路にも前日から大雪が降ってしまいました。

このパターンは2008年度にも経験していますが、
こうなっちゃうと、お客さんの出足が鈍いんですよ。

それでも、天気予報では今日も荒れ模様だったのが、
朝には晴れてくれたので、奇跡のようです。

2008年度の経験からすれば、今回もきっと
午前の部は100人も来てもらえればありがたい。

「幕がいても空席が目立つだろうけど、
こんなコンディションでも来てくれた人に
『来た甲斐があった』と言って帰ってもらえるよう、
全力で演じよう！」
と檄を飛ばしましたが、ゼミ生12人も
「言うまでもなく全力で行くよ」
ていう顔をしているので、老婆心だったかな。


さて、午前の部の開場は10時半予定でしたが、
10時くらいから来場客が並び始めたため、
開場を10分ほど早めました。



その後も次々来場客が途切れず、
開演前には座りきれなくなって、
後部に立ち見客が並びます。
上演が始まってもまだ来場者が増えて、
とうとう通路まで埋まり始め・・・。


会場内通路を使った演出を予定していたものの、
通路もお客さんで埋まっているため、
変更せざるを得なくなりました。

2時からの午後公演も同様の状況で、
終わってみれば定員372人の小ホールに
午前の部427人
午後の部429人
延べ856人が来てくれるという結果に！

すっかり予想が良い方に裏切られました。

上演中、近くにいた小学生が、
おばけのボスの口癖「ぞよぞよ」を
一緒に口ずさんだり、母親らしき人に
「ビーン出てくるよ。もぐらもぐら！」と
教えたりしており、おそらく児童センターへ
巡演した時に見てくれたリピーターくんでしょう。

劇が終わったときに幼稚園くらいの子が
「ピッタンは一生懸命練習したから、
出来るようになったんだね」と言っていた、
という話も聞こえてきて、
「きちんと伝わったんだなぁ」と、
創った側ながら感心しました。
うれしいですね。

では公演の画像を・・・。

ビーンのおばけ扮装。













ナルシーの驚かし小道具「スペシャルな鏡」


リーダーの驚かし小道具「こんにゃく」


ボス「ぞよぞよぞよぞよ」




















終演後、駆けつけてくれた歴代音楽ゼミの先輩方も一緒に
写真撮影。
何か喋れって言われたので喋り始めたら、
13年間の活動の場面が走馬燈のように脳裏をよぎり、
ついついホロッと来てしまいましたよ。


ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。
そしてホール・スタッフの皆様、ありがとうございました。

短大に戻って反省会。

皆様からお花や差し入れをたくさん頂きました。
今年はシュークリームの当たり年。
みんなで分配したら、1人につき6個になりました。
ありがとうございます。

さて、釧路短大・音楽ゼミの活動を中心に
１年間にわたって紹介してきましたが、
ゼミ担当教員の他大学への移籍に伴い、
今回の公演をもって活動を終了することになりました。

来場者の皆様からのアンケート自由記述欄には
活動存続を望む声をたくさん頂き、
ありがたいと思う反面、今更ながら責任を感じています。

尚、私ことゼミ担当教員は、移籍先大学でも
創作オペレッタの制作活動を開始する予定です。
今のところ予算等の見通しが立っていないので、
どうなって行くことやらわかりませんが、
そちらの様子も順次紹介して行く予定ですので、
４月以降、またよろしくお願いします。




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公演リハーサル

明日の公演に向け、今日は朝からリハーサルです。

まず９時から、舞台一式をトラックへ積み込み。


巡演の時に比べて、公演用に小道具が増えており、
工夫をしながらの作業です。

予定通り10時に文化会館に到着。
搬入を終えたら午前中いっぱい掛かって
小道具当の位置決めです。



昼休みをはさんで、午後からは各場面の
立ち位置確認。



続いて、各役の被り物を着けて通しリハ。


このリハで出てきた照明の希望など２〜３点を
ホールのスタッフさんに伝えます。
そして自分たちの確認や調整も行い、
最後は17時半からゲネプロ。

ゲネプロでは緞帳を降ろし、
開演アナウンスを流すところから開始します。
出演者は衣装も本番さながらに着けます。







毎年文化会館にはお世話になってきましたが、
どの場面にも適切な照明演出をして下さるので、
安心してお願いできるんです。
ホリ幕も綺麗ですね。

さあさあ、明日が１年間のゼミ活動の最終日。
大勢のお客さんが来てくれれば良いですが、
ゲネプロを終えて外に出たら、予報通り
湿った雪が積もり始めていました。

朝までこの調子だと、来場者数に影響しそうな
予感が・・・。

皆さん、ぜひ雪を漕いで会場に来て下さいね！

では明日お会いしましょう。

巡演第8カ所目！

2月21日、天気は晴れ。

巡演第８カ所目は共栄保育園です。
午前中の巡演の日は皆早起きしてメイクを行い、
それから積み込み作業となります。

朝９時に保育園に到着


トラックは園に横付けしますが、
自家用車に分乗したゼミ生たちは、
少々離れた駐車場に車を置いてきます。

早速荷下ろしから。


慣れた要領で設営を行います。


照明も準備万端。


10時半少々前に、各保育室から園児たちが
遊戯室に集まってきます。


では暫し上演の様子を。











今日は靴も飛ばず、NG無し！

保育園なので、未満児さんたちが
暗くなっただけで大泣きするかと警戒しましたが、
若干名が最初泣いただけで、以上児さんたちの
笑い声に包まれ、1時間を超える上演も
みんな集中して見てくれました。

最後は子ども達と握手。


昼過ぎに短大に戻ると、みんなお疲れの様子。




でもこちらさんは、ただのお疲れでは無いようです。
本当は机に横たわるなど問答無用ですが、
具合が悪そうで、床の上だと冷たいため、
窮余の策です。

熱を測ったら38.5℃。
これは絶対逝ってしまいました。
インフルの世界。
さっきまで元気に演じていたのに、
子ども達に染らなかっただろうか？
来週の一般公演は出られるだろうか？
・・・ということで早々に帰宅させました。

これから文化会館公演までは、大きな舞台との
バランスを考え、小道具も大きくしたり、
新たに増やしたりしていきます。

一方、演出係と大道具・小道具係の代表が
文化会館でのスタッフとの打合せと下見に行きました。




今年は巡演最終日から公演まで約一週間あるので、
余裕を持って公演準備ができそうです。




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巡演第7カ所目！

今年度の巡演第7カ所目は、釧路市白樺児童館。

今年度から館長先生が交代されましたが、
今年も引き続き、お声をお掛け頂きました。

まず搬入の模様を。


そして上演の様子



（これは演技ですからね。）

・・・と、巡演も7回目となると、
だいぶ流れも良くなり、
各キャストのキャラクターも板についてきました。

しかし、こういう時に何かが起きるものなんです。

それは、おばけのエリート集団たちのテーマ曲の時。
「だ〜れ〜より〜も〜、す〜ば〜らし〜い〜
みんなの　あこがれ！　・・・」
と歌ったその瞬間です。

中央で踊っているリーダーの右足から、
白い物体が発射され、天井の照明器具の
カバーに直撃！

一瞬何が飛んだのか、分かりません。
演じていた他のキャストも、何が起こったか分からず、
ただ「ガチャンっ！」という衝撃音に動揺が広がります。

しかし次の瞬間、上空に飛んだ白い物体は、
衝撃音の後に床に落下。
それはリーダーの履いていたバレーシューズだったのです。

最前列で見ていた男の子が、拾って差し出してくれ、
動揺は無くなったものの、以降笑いをこらえられず、
リッキーはセリフを言い切れずに声が出なくなるし、
プンプンは声が震えて小さくなるし、
以降数分間にわたって影響を及ぼし続けました。

そしてこのNGは、音ゼミ・オペレッタ13年間の
歴史の中で最大のNGとなりました。

小さくて見えにくいかも知れませんが、
リーダーの右足に靴がありませんね。
みんなニヤけて、こらえるのが必死です。

子どもにあたらなくて良かった・・・。

さて、最大のNGはありましたが、子どもたちは
喜んでくれたようです（靴のシーンじゃありませんよ）。

ここの児童館はいつも、終演後に子ども達からの
プレゼントを頂き、サイン会になるのです。




子ども達の楽しそうな表情や笑い声、
ヤジなどを見たり聞いたりしていると、
こちらも楽しくなってきます。

白樺児童館さん、ありがとうございました。



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巡演第６カ所目！

巡演第６カ所目は、愛光保育園。

でも・・・

済みません。申し訳ない。
写真が無いんです。
なぜかって？

それはですね、前日の写真をパソコンに取り入れるため、
SDカードをカメラから取り出して、元に戻すのを忘れ、
カメラ本体だけ巡演に持ってきたからです。


おかげでシャッター音は空しく響くものの、
記録媒体が無いから記録が残っていない、とな。

上演中にもトラブルがありまして、
照明にかなりの電力を使うため、気をつけて
１カ所から集中的に電気を採らないよう
気をつけていますが、園で使用してる電化製品も
あり、どうやらこれらが容量オーバーしたらしく、
突然ブレーカーが落ちて照明が制御できなくなりました。

まあね、ブレーカーというのはいつも、前触れ無く
いきなり来るものですが。

しかしその間も、上演は続けます。

数十秒後に何とか戻せましたが、どのコンセントが
容量オーバーしているか、確認中に
またまたブレーカー落ち！

ピンスポを常時点灯ではなく、
こまめに消灯することで、
危機を脱しました。

このブレーカー落ちにより、
ビデオカメラも停電状態となったため、
それ以前の記録が保存されず消滅。

この日は画像・映像関係受難の日でした。

こうして裏方はヒヤヒヤでしたが、
反面保育園の子ども達のウケは良く、
1時間を少々越える上演時間を、最後まで
飽きずに見てくれました。

愛光保育園さん、ありがとうございました。



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巡演第５カ所目！

今年度の巡演５カ所目は、釧路市望洋児童センター。

まずは搬入。



きょうは北海道新聞さんと釧路新聞さんの取材がありました。


照明スタッフは一年生。
いじったことも無かった照明のコントローラーを
操っています。


こちらは幕係。
彼女らも二年生の助っ人です。


では今日の上演の様子を・・・









この日は目立つNGがありまして・・・
おばけのエリート３人目のリッキーでございますが、
出番ではない場面ではピンスポットを担当しております。
ピンスポは客席の横に置いているため、衣装は
客から丸見え。
「せいぜい被り物くらいは外そう」と考えたんでしょうね。
それが仇となって、登場場面直前に舞台袖へ走った
リッキーは、トレードマークの帽子を付け忘れて登場。
（手前右端）


この先、被り物には気をつけましょう。

終演後は児童センターの子どもたちと交流。

シャイな子たちが多かったのか、
第２武佐児童センターの時に比べ
積極的にキャストに近づくと言うより、
先生に背を押されて恥ずかしそうに
やってくる雰囲気。


望洋児童センターさん、ありがとうございました。



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巡演第４カ所目！

今日の巡演先は貝塚幼稚園。

貝塚幼稚園は、ここ４年連続でお呼び頂いております。


巡演の日には前もって園児の保護者にも
連絡をして下さるので、お母さんたちも
客席の最後列に座り、観劇して下さいました。

まずは冒頭のビーンのシーンから








終演後は、貝塚幼稚園恒例の花束贈呈。
毎年、園の中でいちばん小さな子から、
主役が代表で花束を頂きます。


そして終演後の撤収作業。



１年生も手伝ってくれています。



貝塚幼稚園さん、ありがとうございました。



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巡演第３ヶ所目！

巡演第３カ所目は桜幼稚園。
巡演の日は毎年、姉妹園の白樺幼稚園の子どもたちも
桜幼稚園に集まって観劇してくれます。

冒頭の場面は、まずビーンが白布を被らずに登場し、
流れのなかで白布を被る、という演出に変更。


園の見学に来ていたような小さな子には泣かれましたが、
園児達は湧いていました。

これはビーンを見て怯え、震える“こうちゃん、かなちゃん”。


本人達はしばらくの間、足も腕もガタガタ
震えていなければならず、辛いらしい。

でもここは子どもにも大人にもウケるので、
がんばって！

それでは上演時の写真をいくつか・・・





最後は子どもたちと握手会



そして撤収。


桜幼稚園さん、ありがとうございました。



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巡演第２ヶ所目！

今日はひぶな幼稚園での巡演です。

まだ文化会館公演を始める以前から、
巡演でお世話になっております。
つまり、音楽ゼミの毎年の成長を続けて頂いている、
といっても過言ではありません。

歴代音楽ゼミ卒業生を何人も採用して頂いており、
音ゼミの活動をご理解・評価して頂いている
ということですかね。
ひぶな幼稚園さん、ありがとうございます。

これは短大でのトラックへの積み込み風景。



この顔、この衣装のまま搬出・搬入を行います。
そしてこの姿のまま自家用車やトラックに分乗し、
現地へ向かいます。
まだ２回目ですから、彼らにも恥じらいや
ためらいがありますが、後半になってくると、
対向車や歩行者から視線を浴びるのが
楽しくなってくるらしいです。


ひぶな幼稚園に到着。


開演と同時に白布を被って出てくるビーンのシーンは、
幼稚園でも３歳児以上の子達には大ウケ。
しかし満３歳児と思われる小さな子ども達には
案の定、大泣きされましたよ。

これから保育園の巡演もあるし、
ここは演出を変更する必要があるかも知れません。

では巡演の写真をいくつか・・・。








このボスは、怖く見えるのでしょうね。
せっかく泣き止んで、やっと楽しみ始めた未満児さんが
何名かまた、この黒づくめのボスの登場で泣き始めます。
ただし冒頭ほどではありませんが。

最後は掃除をして


再びトラックに舞台一式を積み込み、


本日の巡演終了です。

ひぶな幼稚園さん、ありがとうございました。

巡演の後は、必ずビデオ反省会を行い、
もっと面白く、もっと完成度を上げるため
意見を出し合います。



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